女物 仕立金襴四寸帯【源氏車・紗綾形・吉原繋ぎ・藤・露芝・升繋ぎ・萩・市松】edo4903 edo4905 edo4906 edo4908 edo4912 edo4913 [edo4903-4913]
販売価格: 5,600円(税別) [通常販売価格: 8,000円]
(税込: 6,160円)
商品詳細
●素材(金銀装飾金属糸使用)●
ポリエステル100%
●サイズ●
幅約15cm・長さ約350cm
帯の拡大図写真は、なるべく本体に近い色目になるように調整はしておりますが、
パソコンでの再現性が難しく、ぴったり同じ色では撮影ができていません。
※金襴帯以外の、和装下着・着物・浴衣・足袋・草履・下駄などの小物はついておりません※
源氏車・御所車柄・・・
平安貴族が乗っていた御所車の木製の車輪部分のみを意匠化した文様です。
御所車に、源氏物語の雅な世界観を重ね合わせて「源氏車」とも呼ばれています。
絢爛豪華な王朝時代を醸し出す文様として、親しまれてきました。
車輪は回転し続けることから、永遠という意味を持ち、
縁起物とされるようになりました。
紗綾形(さやがた)柄・・・
梵字の「卍」の変形を連続させた形から出来ている吉祥文様の一つです。
「紗綾」は、絹織物の地紋に多く用いられていたのが由来となっております。
不断超久(絶えることなく長く続くこと)という意味があり、
家の繁栄や長寿を願う意味が込められた、とても縁起の良い文様です。
藤柄・・・
古来から日本の山野に自生する藤は生命力が強く、他の木に絡まりながら広がり伸びて行くことから
長寿や子孫繁栄の象徴とされてきました。
また奈良時代には紫色が高貴な色として尊ばれ、藤が「不死」と同じ響きということから縁起が良く、
公家社会で様々な装束に用いられ、拡張の高い柄(有職文様)となりました。
黒田官兵衛好きとしては、有岡城に幽閉された官兵衛が、牢獄から見えた生命力あふれる藤に、
勇気づけられ、生きる望みをつないだといわれる「獄窓藤花の瑞祥」の物語を紹介せずにはいられません。
露芝柄・・・
細い三日月形の芝草に露が玉状に宿った様を文様化した、儚さが漂う風情ある模様です。
露芝は暑さを耐え忍んだ草花に対して、仏様が恵みを与えると考えられており、
慈悲の恩恵を信じ耐え忍び、自らもまた他社に慈悲の心を与えましょう、という
「仏の慈悲」に通ずるそうです。
能装束にも使われている伝統的な文様です。
市松柄・・・
色の異なる正方形が交互になるように配置された、格子模様の一種です。
石畳・霰(あられ)柄ともいわれます。
上下左右に途切れることなく続いていくことから、繁栄・永遠・発展などの意味を持ち、
縁起のよい柄として知られています。
※お客様がお使いのパソコン環境、モニターの設定によっては
色が違って見える場合もございます。 あらかじめご了承ください※